一般的に接骨院では急性と亜急性の症状のみが健康保険適応となります。具体的には骨折、不全骨折、脱臼、捻挫、挫傷（肉離れ）、打撲と原因がはっきりしている外傷を指します。

このなかで骨折、不全骨折、脱臼に関しては医師の同意が必要となります。接骨院は病院ではありませんので、レントゲン撮影や診断、投薬も出来ません。応急処置を除いては必ず病院に行きレントゲンなどの精密検査や医師による診断をしてもらい、接骨院での治療を受けることも医師の同意をもらう必要があります。

捻挫、挫傷（肉離れ）、打撲は医師の同意がなくても接骨院で治療が受けられます。しかし３ケ月を超える長期の治療や、一度に３ヵ所以上の治療はその理由や必要性が問われ審査にかけられます。

実際お身体に症状を感じた際、上記内容のどれに当てはまるのかを判断するのは非常に難しいと思います。そんな時はまずご相談ください。

①椅子から立ち上がった際に腰に痛みが・・・
②起床時に首や肩が痛む・・・
③車の運転中に後方確認をして首に痛みが・・・

上記の例は健康保険適応になった例です。カウンセリングでしっかり症状を聞かせていただき、関節の状態など全身のチェックをしていきます。直近で症状を出してしまった原因が見つかれば健康保険適応になる症状もあります。中には保険外の治療（自費治療）をすることでより高い効果を感じられることも少なくありません。